【東川町での電動キックボード事故について】
報道でもすでに報じられているように、7月7日午後3時頃、東川町で電動キックボードの事故が発生しました。今回の事故については、弊社でレンタルまたは購入したものではなく、他府県ナンバーの個人所有のもので、おそらく観光または移住された方と推測します。弊社とこの事故とはまったく関係はありませんが、意識不明の重体とのことで、まずは事故にあわれた方の容体が持ち直して快方に向かうことをお祈り申し上げます。
弊社では東川町にて電動キックボードレンタルの事業展開をしていることもあり、問合せや心配の声をいただきましてありがとうございます。警察から車体についての情報提供の協力や、マスコミからの問合せなどが相次ぎ対応に追われていました。
今回のこの事故は、事故にあわれた方の個人所有のもので、7月に道交法改正された合法車体ではなく、写真を拝見したところ現行の原付扱いのモデルで、この車体では走行が禁止されている河川敷をヘルメットなしで走行されていたと聞いています。ハンドル操作を誤ったか、タイヤが窪みなどにとられたかで単独転倒のようではありますが、まずは基本的なルールやマナーを守っていただければと感じました。
電動キックボードはタイヤが小さいため確かに不安定な部分もあります。弊社で貸し出す際には、精通したスタッフが交通ルールや車体の機能や操作説明、乗車講習などをおこないます。それでも不安な場合は、ガイドツアーとしていっしょに同行や伴走して少しでも不安や危険リスクを回避して楽しく乗車していただいております。
電動キックボードは気軽に移動でき、アクティビティ性も高く楽しめます。徒歩では少し遠い、自転車では少し体力に不安があるという方にも地域の二次交通手段のひとつしても活用の可能性としても注目されています。7月1日に施行された道交法改正により、新設された「特定小型区分」による適用モデルの車体であれば16歳以上で免許なし、ヘルメットなし(努力義務)で乗車できるようになりましたが、今回の事故の車体はそれに該当しないものと思われます。いずれにしても、車体の特徴や交通ルール、マナーを守っていただければ移動手段やアクティビティとして楽しめるモビリティです。
事業を展開している東川町で痛ましい事故が発生したことは残念でもありますし、事故にあわれた方の容体も心配されるところではありますが、弊社としても安全対策や貸し出す際の条件などさらに注意を払って楽しく安全なサービスの提供を図っていければと思います。